LUUPとは

LUUPは電動キックボードや電動アシスト自転車のシェアリングサービスです。2018年に設立され、現在は東京、大阪、京都、横浜、宇都宮、神戸でサービスを展開しています。

LUUPの特徴は、以下のとおりです。

• アプリで簡単に予約・利用可能
• 24時間利用可能
• 乗り捨て可能
• 料金が安い

LUUPは短距離移動の新しい選択肢として注目されていますが他の交通手段に比べて費用を節約することができるのでしょうか？

弊社Addnewの所在地である京都市において利用可能な公共交通機関、京都市営地下鉄との比較を前回の記事でお届けしましたが、今回はシェアサイクルとの比較でLUUPが安いのか検証します

LUUPの料金体系

LUUPの料金ですが2022年3月1日に更新され、以下の通りとなっています。

LUUPのご利用料金について – LUUPヘルプセンター

【ライド料金】
ライド基本料金 50円（税込）・時間料金 1分ごとに15円（税込）
※ 現在は電動キックボード・自転車とも同金額になります

シェアサイクルとの比較

京都市内のシェアサイクル

京都市内にはLUUP以外にシェアサイクルサービスが3社存在します。(2023年現在)

• PiPPA　110円 / 30分ごと
• HELLO CYCLING　130円 / 30分まで（延長100円 / 15分ごと）
• kotobike　60円 / 15分ごと

これらのシェアサイクルサービスで提供しているのは通常の自転車であり、LUUPで提供している電動キックボード/電動アシスト自転車とは提供機材が異なる為一概に比較できない面もあります。

電動という点に魅力を感じる場合はLUUP一択ですが、そうでない場合これらのシェアサイクルサービスと競合、LUUPの料金が15分275円、30分500円であることを考えると他のシェアサイクルサービスの方が割安です。

LUUPの料金がシェアサイクルより有利になるケース

電動キックボード/自転車と通常の自転車の速度差がもっと大きい場合、速さで拠点間の移動時間を縮め、安価に抑えるという事も考えられますが電動キックボードには20km/h、電動アシスト自転車で24km/hで制限されており通常の自転車と大差ありません。よって、LUUPが勝つには短時間利用に絞るしかありません。以下の利用時間に抑えればLUUPの方が有利です。

LUUPが有利になる利用時間とその場合の移動距離（前回の記事での実測値で計算）をまとめると以下の通りです。

• vs PiPPA　4分/0.8km
• vs HELLO CYCLING　5分/1km
• vs kotobike　0分…！

こうも短いと料金が安いという理由でLUUPを選ぶのは止めた方が良さそうです。

短距離の移動に絞って利用する以外にLUUPの方が安くなるケースとして以下も考えられます。

LUUPに安く乗る方法

短距離の移動に絞って利用する以外にLUUPの方が安くなるケースとして以下も考えられます。前回の記事ではシェアサイクルサービスを無視して公共交通機関と比較していた為、公共交通機関の停止している時間帯であればタクシーよりは有利と記載していましたがシェアサイクルサービスはLUUP同様24時間利用可能であるためキャンペーン以外に料金で勝つ手立てはありません。

キャンペーンを利用する

LUUPは認知度向上キャンペーンが度々実施されています。それを利用する事で安価に乗る事が可能です。

直近でも以下のキャンペーンが有りました。(終了済み)

だれでも電動キックボードのライドが60分無料！「TRY NEW LUUP」キャンペーン開催決定

上記以外にも、エリア拡大時に地域限定で乗り放題になるキャンペーンも行われています。

【新エリア開始記念！神戸・名古屋限定】LUUP利用者全員が対象の「乗り放題キャンペーン」を開催

まとめ

他のシェアサイクルサービスと比較するとLUUPは料金的には実質価値目が無い事が分かりました。

割引キャンペーンが有る時に利用する又は、コストパフォーマンスではなく電動キックボード/電動アシスト自転車を気軽に利用したいときに使うのが正解ですね。

以上、LUUPと京都市内のシェアサイクルサービスとの料金比較でした～♪