クリニックやサロンで脱毛の施術を受ける場合、自宅で事前にムダ毛を処理しておく必要があります。事前処理は正しい方法で行わなければ、脱毛効果を十分に得られなかったり、火傷をする恐れがあったりするため注意が必要です。本記事では、VIO脱毛をする際の事前処理について、正しい方法や流れを解説します。

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【ケース別】VIO脱毛の事前処理

VIO脱毛の事前処理方法は脱毛する範囲によって異なるため、ケース別に処理方法をご紹介します。

VIOラインの毛量を全体的に減らす場合

VIOライン全体のボリュームを減らす場合、医療脱毛で3回、サロン脱毛では6～12回程度の照射が必要です。照射回数は毛の生え具合によって変わってくるため、最初の1、2回の事前処理では全ての毛を剃りますが、その後はスタッフに剃る範囲を相談しましょう。

ハイジニーナ脱毛をする場合

VIOの毛を全て脱毛するハイジニーナ脱毛をする場合、施術の前日に全体の毛を剃っておきましょう。IラインとVラインの境目や粘膜付近は処理が難しく、剃り残しが起きやすい場所です。長い毛が残っていると、当日施術できなくなることもあるので、丁寧に処理しましょう。

Vラインを残して脱毛する場合

I、Oラインのみを脱毛してVラインを残す場合は、I、Oラインの毛は全て剃り、Vラインは整えたい形に合わせて余分な部分のみを剃りましょう。Vラインを残すものの、毛量も減らしたい場合は2～3回までは全剃りします。その後は脱毛の具合によって決まるので、カウンセリングで相談しましょう。

VIO脱毛の正しい事前処理方法と流れ

VIO脱毛の事前処理方法を流れに沿って解説します。

処理は前日の夜に行う

脱毛の事前処理は、施術の前日夜に行うのがおすすめです。それ以前に処理すると、毛が伸びてきて火傷のリスクが高まったり、効果を十分に得られなかったりする可能性があります。また、当日の朝など直前の処理は、肌への負担が大きくなるため避けましょう。

処理に必要な道具を揃える

処理をする前に以下の必要な道具を揃えましょう。

• 小さめのハサミ
• 電気シェーバー、カミソリ
• シェービングクリーム
• 新聞紙など処理の際に敷くもの
• 鏡
• 保湿クリーム

剃る道具は、安全性の高い電気シェーバーがおすすめです。ない場合はカミソリでも構いませんが、刃にセーフティがついているものを選びましょう。また、除毛クリームは刺激が強く、肌トラブルを引き起こす恐れがあるので使用しないでください。

毛を剃りやすい長さにカットする

いきなりシェーバーやカミソリで毛を剃ろうとすると、刃に毛が絡まり剃りにくくなってしまいます。まずはハサミで剃りやすくなるように1～2mmの長さにカットします。ハサミは使用前に消毒して清潔な状態で使うようにしましょう。

シェービング剤を塗る

肌を保護するため、剃る前にシェービング剤を塗ります。石鹸やボディソープでも代用できますが、敏感なVIO部分には刺激が強すぎるので、できるだけシェービング剤を使うようにしましょう。

毛の流れに沿って剃る

毛は流れに沿って優しく丁寧に剃ります。流れに逆らったり、カミソリやシェーバーを押し付けたりすると、怪我や肌トラブルに繋がる恐れがあるので注意しましょう。

保湿ケアをする

毛を剃った後は肌が乾燥しやすい状態になっているため、保湿ケアをしっかりと行いましょう。VIO部分の皮膚は薄くデリケートなので、敏感肌用の保湿クリームがおすすめです。

VIO脱毛前は正しい方法で事前処理をしよう

十分な脱毛効果を得るためには、正しい方法で事前処理をすることが大切です。処理の範囲は脱毛する範囲や毛の成長具合によって異なるため、クリニックやサロンスタッフと相談して決めましょう。

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