VIO脱毛はデリケートゾーンの手入れが楽になる、生理中の不快感が軽減される、といったメリットがあります。一方、温泉などで注目を浴びて恥ずかしい思いをしたり、パートナーに受け入れられなかったりと後悔した経験がある人もいます。

 

そのため、VIO脱毛をする際はメリットとデメリットの双方を知っておくことが大切です。本記事ではVIO脱毛で後悔しないために気を付けたいポイントなどについて解説します。

この記事を読むための時間：5分

VIO脱毛で後悔したこととは？

VIO脱毛をしたことで後悔した事例やデメリットには、主に以下の4つが挙げられます。

 

• 温泉などで人目が気になる
• 施術時に痛み・肌トラブルが起きた
• デリケートゾーンの黒ずみが目立つ
• パートナーに受け入れられなかった

温泉などで人目が気になる

VIOの全部分を脱毛するハイジニーナは、近年日本でも施術する人は増加傾向にあります。しかし、アンダーヘアを無毛にする習慣は定着しきっていないため、温泉で注目されてしまうケースも多く、人目が気になったと後悔する人は少なくありません。

施術時に痛み・肌トラブルが起きた

腕や足に比べると、VIOの毛は濃く太いため、脱毛の際に痛みを感じやすいとされています。中には痛みが強く、麻酔クリームを使用したり、レーザーの出力を下げたりする人もいるようです。

 

また、VIOは皮膚が薄くデリケートな部分なので、レーザーの熱によりダメージを受けて毛嚢炎やかゆみ、火傷などの肌トラブルが起きる恐れもあります。

デリケートゾーンの黒ずみが目立つ

脱毛によって、今まで毛で隠れていたデリケートゾーンの黒ずみが目立つようになってしまったという事例もあります。デリケートゾーンは下着の摩擦や、自己処理の刺激などで黒ずみができやすい部分です。

 

自分では見えにくい場所であるため、知らない間に黒ずみができていて、脱毛して初めて気が付き後悔したという人もいます。

パートナーに受け入れられなかった

突然アンダーヘアの様子が変わったことで、パートナーに驚かれたり、性病に罹患したのではと誤解を受けたりして、後悔したという声もありました。

 

脱毛に対するイメージは、年齢や価値観などによって異なります。近年ではVIO脱毛に対する理解は広まりつつありますが、反対派の人もいるため、パートナーがいてVIO脱毛を考えている人は注意が必要です。

VIO脱毛のメリット

 

VIO脱毛のメリットには以下の8つが挙げられます。

 

• 自己処理による肌トラブルがない
• デリケートゾーンを清潔に保てる
• 好みのデザインをキープできる
• 水着や下着の選択肢が増える
• パートナーに喜ばれる
• 生理中の不快感が軽減される
• 妊娠・出産に備えられる
• 介護の負担を軽減できる

自己処理による肌トラブルがない

デリケートゾーンは皮膚が薄く、見えづらい場所であるため、アンダーヘアの自己処理をする際に傷付けてしまい、肌トラブルを引き起こす恐れがあります。VIO脱毛をしてムダ毛をなくすことで、自己処理の必要がなくなるので、毛嚢炎や黒ずみ、埋没毛などの肌トラブルの原因を解消できるのです。

デリケートゾーンを清潔に保てる

デリケートゾーンのムダ毛を脱毛することで、陰部を清潔に保てます。毛に汚れが付着しなくなるので、気になるニオイを抑える効果も期待できます。

好みのデザインをキープできる

VIO脱毛のメリットには、Vライン部分のデザインをキレイにキープできることも挙げられます。自己処理では、毎回同じ形に整えるのは難しいもの。うっかり剃りすぎてしまった場合は、毛がまた伸びるまで待たなければなりません。

 

VIO脱毛を受ければ、Vラインの形を好みのデザインのままキープすることができます。

水着や下着の選択肢が増える

VIO脱毛を受ければ、水着や下着からムダ毛がはみ出る心配がなくなるため、選択肢が増えてよりオシャレを楽しめます。また、VIO部分のムダ毛処理は難しく、剃り残しがあったり肌トラブルが起きやすかったりするため、水着や下着を着た際に、剃り跡が目立ち恥をかいたという人は少なくありません。

 

うっかり恥ずかしい思いをしないためにも、夏を迎える前やパートナーができた際は、VIO脱毛を受けることをおすすめします。

パートナーに喜ばれる

VIO脱毛をしたことで、パートナーに受け入れられず後悔したという声が挙がりました。一方で「清潔感があって良い」「性行為中に密着しやすくなり、満足度も上がった」と、喜ばれたという意見も多く見られました。

生理中の不快感が軽減される

デリケートゾーンにムダ毛がある状態では、生理中に経血が毛に付着して汚れたり蒸れたりしやすいため、不快感を感じる女性は多いもの。また、生理中はムダ毛の処理をする余裕が無い人も多いでしょう。VIO脱毛をすることで、生理中の不快感や自己処理の手間を省くことができます。

妊娠・出産に備えられる

妊娠すると病院で陰部を何度も人前にさらす必要があります。出産後は悪露（おろ）と呼ばれる生理のような症状があり、陰部が蒸れたり炎症を起こしたりする恐れがあるため、注意が必要です。また、妊娠中はお腹が大きくなるため、アンダーヘアの自己処理が難しくなります。

 

このように妊娠、出産中はアンダーヘアがあると厄介なため、近年では妊活脱毛として妊娠や出産前にVIO脱毛をする人が増えているのです。

介護の負担を軽減できる

若いうちにVIO脱毛をしておくことで、将来の負担を減らせるのもVIO脱毛のメリットです。デリケートゾーンにムダ毛がある状態では、介護を受ける立場になった際、介護者に負担がかかりやすくなってしまいます。また、自身も汚れの付着や蒸れなどで不快な思いをすることもあります。

 

介護に備えて脱毛する場合は、早めに検討しましょう。なぜなら、一般的な脱毛方法であるレーザー脱毛は、毛の黒い色素に反応して脱毛を行います。そのため、年を重ねて白髪状態になってしまった毛には反応せず、脱毛ができないからです。

VIO脱毛で後悔しないためのポイント

「VIO脱毛なんてしなければ良かった」と後悔しないために、以下のポイントに注意しましょう。

 

• ライフスタイルに合ったデザインにする
• 施術時の痛みや恥ずかしさを確認しておく
• 事前にパートナーに相談する

ライフスタイルに合ったデザインにする

VIO脱毛をする際、Vラインのデザインはライフスタイルに合わせるのがおすすめです。温泉や銭湯に行くことが多い人は、Vラインの形を整えるだけにすれば、人目を気にせずに楽しむことができます。

施術時の痛みや恥ずかしさを確認しておく

VIO脱毛は他の部位の脱毛に比べると痛みが強い傾向にあります。また、デリケートゾーンをスタッフに見られるため、恥ずかしさを感じることもあるでしょう。契約後に「耐えられない」と脱毛を諦めてしまうことのないように、事前にクリニックやサロンに相談して、施術時の様子をチェックしておきましょう。

事前にパートナーに相談する

パートナーがいる人は、脱毛前に脱毛する範囲やデザインを相談しておきましょう。事前に相手の意見も聞いておくことで、施術後の気まずさや衝突を回避しやすくなります。

VIO脱毛は事前にメリット・デメリットをしっかり理解しよう

VIO脱毛は、デリケートゾーンを清潔に保てる、自己処理によるトラブルのリスクがなくなるなど、多くのメリットがあります。しかし、温泉や銭湯で人目が気になる、パートナーに不評だったなど、デメリットもあります。脱毛を考えている人は、これらのメリット・デメリットをしっかりと理解しておきましょう。

 

また、後悔しないためにライフスタイルに合わせたデザインにする、事前にパートナーに相談しておくといった対策をとることも大切です。

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