自作PCのメリットって?難しい?そんなこと無い10年前に自作したPCを今も愛用しているAddnew COOが昔、PCの自作に走った理由
Addnewで使用している自作PCを切り口に自作PCのメリットについて紹介
いつもお世話になっております。AddnewのCOO、Chief お悩み解決 Officerです。
Addnewでは複数のPCを使用して業務を執り行っていますが、その中に10年ほど前に組み立てた自作のデスクトップPCがあります。
第4世代Coreプロセッサ:Haswell搭載!2023年5月12日時点の最新CPUが第13世代Coreプロセッサ: Raptor Lakeである事から9世代も古いCPUで、Windows11にも当然非対応の本機ですが、何度かの不調を乗り越えて今も現役です
今回は本機の制作経緯を交えながら自作PC(本記事ではデスクトップPCのみを対象とします。)のメリットについて紹介します。
制作当時(2012年頃)のデスクトップPC事情
まず、前提としてPCの要であるCPUは今も昔もデスクトップPC用>ノートPC用です。
ですが、制作当時、現代以上にノートPC用CPUの性能は高くなく、省電力性にも優れていませんでした。
またバッテリーもバッテリーで、CPUの燃費の悪さをカバーできるほど容量が無く、デスクトップPCとノートPCの関係は
性能:デスクトップPC>>>>>>>ノートPC
であり、尚且つPCを自作する際に最も高価なパーツとなるCPU及びグラフィックボードの価格が今ほど高くなかった為、
価格:ノートPC>>>>>>>デスクトップPC
であったと記憶しています。デスクトップPCの方がはるかに安価で高性能・高機能※でした。
※ネットワークの高速化が進んだ現在と異なり、あらゆるものをクラウド経由で閲覧する時代ではなく、
2012年頃は事前にダウンロードorオフラインで入手したデータを閲覧する最後の時代でディスクドライブやHDD等を自由に追加できることがデスクトップPCの優位性の1つでした
2012年頃何故自作PCを選択したのか?
ちょうどいい性能のPCがあまり売っておらず、尚且つ自分で作った方が安かった為です。
クラウドストレージの中から当時どのパーツを買うか検討したexcelデータが見つかった為、抜粋して以下に掲載します。
コンテンツ閲覧やドキュメントの作成程度しか使途はありませんでしたが、そのすべてが快適にできる程度にそれなりの高性能を備えたPCはメーカー製でもBTOでも意外と少ないのです。
最低限の性能を備えたPCや性能を極限まで高めたPC等、安価で低性能または高価で高性能な両極端なPCは多数ラインナップされていましたが私が望む性能は悪く言えば中途半端でした。
近い性能の製品も有るには有りましたが、ハイエンドPCからCPUとメモリだけダウングレードしたような仕様になっていて、全体でみればチグハグな印象のものばかりで、不必要なパーツを積んでいた為、私が望むものより高い。であれば自作して安価かつ過不足の無いものにした方がいい。という事で自作を選択しました。
モニタ・OS別ではありますが当時最新CPU+大容量の8GBメモリ+ビデオカードを積んで合計64,370円とかなり安価に仕上がり大満足でした。
自作PCの組み立ては難しい?
自作PCを作る上で困難な点は2つです。
パーツの組み合わせの決定
取り付けられるパーツはマザーボードの規格で決まります。
例えばメモリであれば、マザーボードでDDR5をサポートしていないのにそれを無視して装着しても互換性が無い為、機能しません。
といったようにマザーボードがCPUやメモリ等広範なパーツの世代を制約します。
もう一つ重要なのは、電源の容量です。取り付けるパーツ次第で必要な容量が変わる為、電源以外のすべてのパーツの構成を決定した後に最後に決めるイメージです。
難しいのは取り敢えず大容量のものを選んでおけばOKでは無い事です。あまりにも大きな容量の電源だと無意味に消費電力が大きくなってしまい余計なランニングコストが掛かります。
組み立て
私がPCを自作したのは2012年頃が最後ですが、
組み立てにおいて一番困難な点だと個人的に思っていたパーツごとにケーブルの規格がバラバラな点はその時点で解消されていました。
ケーブルの規格がバラバラだと必要なケーブルが付属してなくてケーブルだけ別途購入する必要が生じたりそもそもマザーボードのどこにつなげばいいのかわからないといった問題が生じますが、
10年前の段階でほぼすべてのパーツがSATAケーブルで接続されるかPCIeでマザーボードに直付けするかのどちらかに収斂していました。
この記事を書くに当たって現在の規格がどう変わっているか調べましたが、現在も転送速度を向上させつつ引き続きSATAとPCIeが使われているようです。
SATAケーブルとPCIeだけなら自作PCの組み立ては簡単で、電源とマザーボードに必要なパーツを繋いでいくだけです。
自作の手順を解説したサイトやマザーボードの説明書を見ながら組んでいけば半日程度で難なく組み終わるでしょう。
今でも自作PCを選ぶメリット
という事で当時は欲しいものが売っていない事と安価であることを理由に自作PCを選択した私ですが、今も自作PCを選ぶメリットはあるのでしょうか?
自作PCの優れている点として以下の点が挙げられると思います
古いPCのパーツを流用できる
マザーボード、CPU、グラフィックボード以外の大概の部品はコネクタが対応しているかにだけ注意すれば過去に使用していたパーツを使いまわせます。古くからの自作PC派の方で未だにフロッピードライブをSATA変換ケーブル経由で接続されている方とお会いしたことがあります。意味があるかはともかく昔のメディアをなんでも再生できる安心感が重要だとおっしゃっていました。
長寿命化が期待できる
いまだに私がHaswell世代のデスクトップPCを使えているのは、壊れたパーツや性能が不足するパーツを規格が合う限り取り替えて使う事が出来たからです。
特に電源ユニットは2回も壊れましたが、その度に新しいパーツに交換して延命させてきました。2回目に電源が壊れた2022年にさえ10年前のPCに使用できるコネクタを備えた電源が販売されていた時は驚きました。
構成次第では安く買える
半導体不足の影響や為替の円安推移、グローバルでの物価上昇等で上記の私が2012年頃に買ったように最新の第13世代Corei5を18,000円で購入する事は難しいようですが、Corei3であれば今もレンジ内。値段が上がりすぎているビデオカードをそもそも入れない等、構成に注意すれば10万円以下でそれなりのPCを作る事がいまだに可能です。
一時は仮想通過マイニングブームや半導体供給不足により価格が高騰していましたが、ピーク時を思うと落ち着きを見せているとはいえ10年前とは比較にならない程デスクトップ用CPU及びグラフィックボードが値上がりしています。加えてノートPCは価格はそれほど上がっていないにも関わらず大幅な性能アップ、省電力化、軽量化を果たしており昔ほどPCを自作するメリットは相対的に小さくなったのかなと思っています。
まとめ
自作PCに関する個人的な思い出を切り口に、自作PCのメリットについてご紹介させて頂きました。
部品価格の高騰やノートPCの高性能化で昔に比べると普通の性能のPCを自作するメリットは薄れましたが、
未だに高性能なゲーミングPCでは自作が中心である等根強い人気があります、これまで自作PCを敬遠されていた方もプラモデル程度の感覚で作れてしまうので一度検討されてみても面白いかもしれません
以上、自作PCのメリットのご紹介でした~♪
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